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鋼中拡散性水素の目視観察方法の研究支援

目的

鋼中拡散性水素は、鋼の遅れ破壊の原因となり、その挙動を把握することは重要である。水素は軽元素であるが故に、挙動を把握し難いため、その可視化は水素脆化、拡散挙動の機構解明上重要である。鋼中拡散性水素を簡便に目視確認する方法の確立を目的とした。

方法

・鋼中からの原子状水素による発色可能な化学反応系(ヨウ素でんぷん反応)の利用
・検査部への検知薬剤塗布
・水素透過性試験時の水素による発色の観察
・水素チャージ部材の引っ張り応力集中部での発色の観察

試験装置・ソフト

・水素チャージ、および、水素透過用電解機器
・薬剤調合機器

結果

水素透過試験時の原子状水素により、ヨウ素でんぷん反応の紫色の発色が生ずること、および引張り応力集中部であるボトルのノッチ部で紫色に発色することを確認した。

お客様の成果

SEM(走査型電子顕微鏡)等で観察不能な大型の部材において、拡散性水素の挙動、水素の存在位置についての情報が簡便な目視監察によって得られ、品質管理に使用できる。

イメージ ※クリックすると拡大します。

  • 図1)水素透過による発色検証

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