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ガスクロマトグラフ-質量分析計(GC/MS)

  • イメージ

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    • 図1 装置外観
    • 図2 油のトータルイオンクロマトグラム
  • 概要
    ガスクロマトグラフ-質量分析計(GC/MS)は、有機化合物の定性・定量を目的とした装置であり、ガスクロマトグラフ(GC)と質量分析計(MS)を結合した複合装置である。
    GCで分離した成分についてMSスペクトルを測定することにより成分の定性を行い、検出されたイオン強度により定量を行う。
  • 仕様
    ・型式:Agilent社製 6890 GC/5973N MSD
    ・オーブン温度:室温~450℃
    ・キャリアガス制御モード:一定圧力、一定流量モード
    ・イオン化法:EI、CI
    ・注入口:スプリット/スプリットレス
    ・装備:不活性イオンソース搭載
  • 試料
    ・環境試料(水質、大気質、土壌)
    ・食品試料、油、添加剤
  • 特徴
    ・従来のGC分析(FID)に比べ、10倍~100倍以上の高感度分析ができる。
    ・電子衝撃(EI)法に加え、化学イオン化(CI)法を搭載しているため、これまで困難とされていた樹脂中 の不純物分析や、塩素系有機化合物の微量分析が可能である。
    ・パルスド注入法を用いたサンプル注入量の増加により、高感度高精度分析の要求に対応できる。
  • 実施例
    ・電池電解液の定性、定量分析
    ・環状シロキサン(D3~D6)の定性、定量分析
    ・樹脂材料中の不純物の定性、定量分析
    ・油の添加剤の定性定量分析
    ・環境中の微量有機化合物分析
    ・環境ホルモン分析
    ・火災焼残物の油性反応分析
  • 関連個別商品
    有機材料の材質・組成分析
  • 関連受託商品
    ダストの加熱ガス発生挙動評価