事業概要
Services

複合サイクル試験機

  • イメージ

    ※クリックすると拡大します。

    • 試験機の外観
    • 試験槽の外観
    • 試験結果の例(試験片外観)
  • 概要
    金属材料の耐食性を評価する手法として古くからある試験で、霧状にした塩水や人工酸性雨液を試験材に噴霧し乾燥、湿潤を繰り返し実施し、一定時間経過後の腐食状況を比較評価する装置である。連続噴霧と比較すると乾燥工程があるため、より実環境に近い腐食試験とされる。また規格以外の試験液でも対応できる。
  • 仕様
    ・型式:スガ試験機社製 塩乾湿複合サイクル試験機 CY-90A
    ・噴霧:+35~+50℃
    ・乾燥:(外気温度+10℃)~70℃
    ・湿潤:(外気温度+10℃)~50℃ 60~95%RH(50℃において)
    ・試験槽寸法(内寸):幅880×奥行580×高さ200mm
  • 試料
    ・定型サイズは幅70×長さ150mmもしくは幅50×長さ100mmの板状試験片
    ・実機や部品形状でも適応可能
  • 特徴
    ・比較的簡便に材料や部品の耐食性・耐塩害性・信頼性を評価できる。
    ・自動車など複数の環境を移動する製品の耐食性評価に適する。
  • 実施例
    ・素材、めっき材、塗装材の耐食性試験
    ・実装品、電装品、製品の耐食性・信頼性評価
    ・人工酸性雨サイクル試験
    ・排気ガス凝縮を模擬した耐食性試験
  • 関連個別商品
    CASS試験
    表面処理材の評価試験