事業概要
Services

ミニチュアクリープ試験

  • 方法
    大気中の場合は、通常のクリープ試験とほぼ同じ方法で実施するが、アルゴンガス雰囲気中の場合には、雰囲気容器を真空引きして、アルゴンガスを充填する。
  • 試験装置・ソフト
    ・アルゴンガス雰囲気中の場合、雰囲気試験用の専用試験機を使用する。
    ・試験荷重:最大で2kN程度(荷重が小さいので、直過重方式の試験機を使用)
    ・試験片最小寸法(参考):全長20mm、最小断面積(平行部)2mm(幅)×1mm(厚)φ2mm(直径)
  • イメージ

    ※クリックすると拡大します。

    • 図1)アルゴンガス雰囲気中のミニチュアクリープ試験概念図
  • 特徴
    非常に小さな試験片(実機損傷材からの採取の場合)を使用したクリープ試験で、高温下での酸化を避けるため、アルゴンガス(不活性ガス)雰囲気で試験を行う。
    また、多くがクリープラプチュア試験であるが、試験片形状により、一部クリープレート試験も可能である。
  • 実施例
    ・発電プラント損傷部から採取のミニチュアクリープ試験
    ・ブレード材のミニチュアクリープ試験
    ・実機損傷材のミニチュアクリープ試験
  • 関連受託商品
    1.5KN ミニチュアクリープ試験機
    2.5KN Ar雰囲気クリープ試験機