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マクロ組織試験

  • 方法
    鋼材の場合、一般にJIS G0553の塩酸法に従い、1:1塩酸水溶液により腐食を行うが、調査目的や材料に応じて各種腐食液を用いる。
  • 試験装置・ソフト
    ・マクロ腐食装置
    ・試験片寸法:最大1,000mm巾x1,000mm長さx20mm厚さ、またはΦ1000mm×20mm厚さ
  • イメージ

    ※クリックすると拡大します。

    • 大型鋼材の腐食用酸洗い槽
  • 特徴
    マクロ組織試験は材料内部の組織や欠陥などを調査する方法であり、目的に応じ腐食液を作り、これを耐酸容器中で、必要により60~80℃程度まで加熱し、その中に試験片を浸漬してマクロ組織を現出させるもので、小試験片から大型試験片までの試験が可能である。
  • 実施例
    ・鋼材やチタン材の断面部の樹枝状組織、インゴットパターン、鍛流線(メタルフロー)、気泡、パイプ、もめ割れ等の観察