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渦流探傷試験(ECT)

  • 方法
    開閉式の独自センサーを対象物に巻きつけることで渦電流による磁界の変化を捉え、また巻きつけたセンサーを移動し、信号の変化を捉えることで最大腐食部を特定するとともに腐食量の評価が可能となる。事前に作成した検量線データとの比較により腐食量を推定する。
  • 試験装置・ソフト
    ・ACTUNI株式会社製 渦流探傷装置(Windows対応型) EddyStation SWⅡ
    ・独自センサー (開発:東京ガス㈱殿、神鋼鋼線工業㈱殿共同 製作:東京理学検査㈱)
    ・センサーに関する特許:特許第3247666号 特願2003-130470
  • イメージ

    ※クリックすると拡大します。

    • 図)吊屋根ケーブルの測定例
  • 特徴
    特許共同開発を行った独自センサーにより鋼構造物の腐食量の評価が出来る方法。
    評価の対象はケーブル・ワイヤーロープなどの鋼線束およびパイプ、棒鋼などの鋼材である。実際に使用されている鋼製品は塗装・被覆されていることが多いが、その状態でこれらの鋼材がどの部位でどの程度腐食しているかを非破壊で検査することが出来る。一方、めっき鋼材の場合はめっき・鋼材それぞれの腐食量も検出出来る。
  • 実施例
    ・吊橋ハンガーロープの腐食部位の特定、腐食程度の診断
    ・斜張橋ケーブルの腐食部位の特定、腐食程度の診断
    ・吊り屋根ケーブルの腐食部位の特定、腐食程度の診断
  • 関連試験装置
    渦流探傷試験装置
  • 関連受託商品
    渦流探傷法(ECT法)による非破壊腐食診断