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耐力壁の面内せん断試験

  • 方法
    試験体の柱脚部をフレームにアンカーボルト等で固定し、
    上部柱頭部もしくは上部梁に静的ジャッキにより、正負交番の繰返し載荷を所定のサイクル行う。
  • 試験装置・ソフト
    図に示すように、静的テストベッドにて専用治具と500kN静的油圧ジャッキにて成る装置を組み込み試験を実施する。
    標準で使用する機器は以下の通り
    ・500kN静的油圧ジャッキ(荷重:押500kN 引279kN 、ストローク:±400㎜)
    ・計測機器(データロガー、接触式変位計25㎜~300㎜)
    あくまで、標準とし、仕様によりジャッキの変更や計測機器の変更、ひずみゲージの貼付等が可能。
  • イメージ

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    • 試験装置例 試験体の大きさ等に合わせて組替可能。
    • 載荷サイクル例 各部の変位量により演算した変形角にて載荷を行う。 試験仕様により変更可能。
  • 特徴
    ・住宅の設計等に使用される、構造特性係数等の評価値を求めるため行う。
    ・木造の場合は「木造軸組工法住宅の許容応力度設計」((財)日本住宅・木材技術センター)に示される、施工令第46条第4項表1の(八)に基づく木造軸組み耐力壁の試験法、評価法に準じて行う。
    ・鉄骨の場合は建築物の保有水平耐力及び部材の許容耐力等の評価方法に準じて行う。
    ・顧客の仕様や目的にそくし、載荷サイクルや評価方法を変更する事も可能です。