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配管の内圧疲労試験・評価

  • 目的
    熱交換機などの配管、バルブおよびシールでの高圧環境下での疲労が問題になっており、それらの再現試験や設計疲労強度を確認する試験を実施し、評価した。
  • 方法
    図1)に示す油圧サーボ疲労試験機に試験仕様に合わせた油圧ジャッキを取り付け、高圧配管を通して試験体を加圧する方法を用いる。圧力媒体は、水を用いて行い、圧力振幅は0MPa~50MPaとした。
  • 試験装置・ソフト
    ・加圧試験機:50kN油圧サーボ疲労試験機
    ・加圧ジャッキ:試験仕様(形状、内容量、バースト圧など)を満足する独自の加圧ジャッキを製作
    ・圧力計50MPa
  • 結果
    ・熱交換機の内圧疲労試験を行い、数カ所の亀裂の発生箇所を明らかにした。
    ・疲労損傷が発生する箇所の構造的欠陥を指摘し、強度向上策を提案した。
  • お客様の成果
    提案した改良案について施工面から検討することに役立った。
  • イメージ

    ※クリックすると拡大します。

    • 図1)内圧疲労試験の概要
    • 図2)配管の内圧試験状況
    • 図3)圧力波形の計測結果
  • 関連技術
    材料試験>疲労試験> 気密耐久試験
    機械・構造物・部材試験>内圧試験 > 気密耐久試験