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位相差・分散顕微鏡

  • イメージ

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    • 図1)位相差顕微鏡の正面の外観
    • 図2)位相差計数法の繊維状物質
    • 図3)位相差分散法のクリソタイル
  • 概要
    アスベストのような無色透明な繊維を、屈折率の差によって生じる位相差で観察する。
    分散染色法では屈折率に応じた浸液により、アスベストの種類を判定する。
  • 仕様
    装置名:ニコン製 エクリプス 80i 位相差顕微鏡
      40×対物レンズにより400倍での観察が可能
      回転アナライザにより複屈折性の有無を判定可能
  • 試料
    ・位相差計数法
      石綿粉塵用メンブランフィルターに環境大気を適量吸引したものを試料とする。 
    ・位相差分散法
      建材種類や施工範囲の広さ等により必要量は異なる。
  • 特徴
    位相差計数法
      低位相差物体の観察に適したレンズにより細い繊維の観察ができる。

    位相差分散法
      付属の回転アナライザによりアスベストの複屈折性が検出でき、より正確な
      判定ができる。
  • 実施例
    ・環境大気中の繊維状物質
    ・建材中の石綿定性分析