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キャビテーション試験機

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    • 図1)装置の外観
    • 図2)試験の模式図
    • 図3)試験結果の例(試験片外観)
  • 概要
    振動ホーンの先端に取り付けた試験片を液中で超音波振動させることで、試験片表面で気泡の発生と破壊を繰り返し生じさせ、耐キャビテーション・エロージョン性を評価する装置である。
  • 仕様
    ・発振方式:電歪型
    ・周波数:18kHz(固定)、・振幅:20~45μm (直接式)、20~30μm (対向式)
    ・温度:室温、・試験溶液:イオン交換水、水道水
  • 試料
    ・対象材料:各種金属材料
    ・標準試験片形状(直接式):φ16mm×H13mm [M12ネジ付き、総重量13±0.5(g)]
  • 特徴
    ・各種金属材料間の耐キャビテーション・エロージョン性を、小型の試験片で簡便に比較評価できる。
    ・ネジ付きの試験片が製作出来ない場合は、対向式の試験方法で対応可能。
     (対向式):振動ホーンに取付けた試験片の下側に、試験片を接近して静置し、上の振動ホーン側試験片の表面で発生したキャビテーション気泡を、下の静置側試験片で崩壊させ、損傷を与える方法。
  • 実施例
    ・直接式:ステンレス鋼、肉盛溶接材、溶射材等
    ・対向式:アルミニウム合金、各種表面処理材、メッキ材等