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摩擦摩耗試験機

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    • 図1)装置の外観
    • 図2)摺動部拡大
    • 図3)摺動部拡大
  • 概要
    ”日常生活の物理現象や自動車等の機械システムで生じる摩擦・摩耗・潤滑等に関する諸現象を取り扱う化学・工学”の分野はトライボロジーと呼ばれている。 本装置はトライボロジーに関わる表面性能の試験装置であり、所定の荷重下で被試験体を摺動させることにより、摩擦係数や摩耗量等が測定出来る。
  • 仕様
    ・型式 : デュアルマイクロテスター μ-100N
                 回転摺動             往復摺動
    ・ストローク     20mm、30mm、40mm           1~45mm
    ・摺動速度    速度プログラムコントロール & マニュアル       マニュアル
            5~1000rpm(周速5~2000mm/sec) 1~120cpm(周速1.3~200mm/sec)
    ・垂直荷重        荷重プログラムコントロール & マニュアル  10~100N
    ・試料ディスク加熱             RT~200℃
    ・変位、AE計測        レーザー変位計 測定範囲±2000μm
  • 試料
    ・試料サイズ : 厚さ5mm×60mmφ(但し、両端カット部57mm)
  • 特徴
    ・所定の垂直荷重下で水平の往復運動と回転運動を繰り返し、摩擦による表面状態、重量変化を測定することにより、摩耗量、塗膜の引掻硬さが得られる。
    ・同荷重下で水平運動時の引っ張り荷重の変化を測定することにより、静・動摩擦係数薄膜の密着力/剥離抵抗が得られる。
  • 実施例
    ・〔機械系の寿命予測〕1.エンジンのピストンとシリンダーの摩擦係数測定 
    2.金属部品とめっき材、皮膜等の摩擦係数測定