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シャルピー衝撃試験

  • 方法
    試験片を2つの支持台で支え、試験片の切欠き部を支持台中央位置に取付け、切欠き部背面を衝撃ハンマにより1回、衝撃荷重を付与し、破断した時に吸収したエネルギーから、衝撃値(吸収エネルギー)、脆性・延性破面率、横膨出量を測定する。JISではZ2242に規定されている。
  • 試験装置・ソフト
    ・ASTM300Jシャルピー衝撃試験機
    ・JIS300Jシャルピー衝撃試験機
    ・JIS50Jシャルピー衝撃試験機
    ・JIS500Jシャルピー衝撃試験機
    ・恒温槽:-196℃~400℃
  • 特徴
    材料のねばり強さ(靭性)を調べるため、切欠きを入れた試験片に衝撃荷重を加え、破断した時のエネルギーの大きさ、破面状態、変形挙動などによって評価する試験である。試験温度範囲は、-196℃~400℃程度までの試験が可能であり、材料が延性から脆性に変わっていく遷移曲線や破面遷移温度等を求めることが出来る。
  • 実施例
    ・各種鋼材の切欠き靭性の品質管理試験
    ・各種鋼材の溶接継手部の切欠き靭性の評価試験
    ・各種鋼材の出荷判定試験
    ・鋼材の研究開発支援
  • 関連試験装置
    シャルピー衝撃試験機 50J