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30MN横型引張り試験装置によるESSO試験

  • 方法
    試験体には予め切欠加工を施し、この切欠に合うくさびをセットする。次に、試験体に熱電対と冷却箱を取り付ける。その後、液体窒素を用いて冷却し所定荷重を載荷して、錘をくさびに落下させ脆性き裂を伝播させる。
    この脆性き裂が狙いの位置、あるいは試験体内で停止するか否かを調査し、脆性き裂伝播停止特性を評価する。
    温度条件は、場合により+45℃~-150℃程度の温度勾配をつけることもできる。
  • 試験装置・ソフト
    試験装置:30MN横型引張り試験装置、落錘装置、クラックゲージ出力装置、ヒーター
    計測機器:メモリーハイコーダ、データロガ、
         ロードセル、熱電対、ひずみゲージ、クラックゲージ
  • イメージ

    ※クリックすると拡大します。

    • 図1 試験の流れ
    • 図2 試験状況
  • 特徴
    低温条件下で使用される材料やそれらの溶接部(LNGタンク、コンテナ船等)を対象として脆性き裂伝播停止特性を確認するための試験方法である。弊社では、30MNまでの載荷を行なうESSO試験が可能である。
  • 実施例
    ・厚板鋼材の母材部
    ・厚板鋼材の溶接継手部