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ナノインデンテーション法を用いた微小領域のクリープ特性評価

  • 方法
    ナノインデンターを用いて、特定の微小領域を狙って一定負荷荷重下での材料の変形量を計測することにより、変形時の歪速度と応力の変化を解析する。歪速度と応力の対数関係から応力指数nを評価する。
  • 試験装置・ソフト
    試験装置:Agilent Technologies社製ナノインデンターG200
    ソフト:Agilent Technologies社製Test Works4 (Basic Method)
  • イメージ

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    • 図1 ナノインデンターによる共晶はんだと鉛フリーはんだの応力指数の比較評価
    • 図2 ナノインデンターによるはんだ合金の応力指数解析値と文献値との比較
    • 図3 測定後の圧痕デジタルマイクロスコープ観察写真 (Sn-3.0Ag-0.5Cuバルク材20mN負荷)
  • 特徴
    ナノインデンテーション法により数十μmエリアの微小領域のクリープ特性(応力指数n)を評価することができる。
  • 実施例
    ・共晶はんだ及び鉛フリーはんだ合金のクリープ応力指数の比較評価(バルク材,70μmバンプ断面)
    ・はんだめっき膜のクリープ応力指数評価