WORK & CAREER
PEOPLE

先輩社員からの
メッセージ

お客様の課題を解決する

分析技術を生み出せる

技術者を目指して!

T.S

技術本部 化学分析センター 高砂分析室

2021年入社

学生時代は、化学工学を専攻し、機械学習を微生物培養に適用して「微生物がどれだけ増えるか」を、「与える栄養のデータ」から予測するシステムの研究をしていました。研究活動の中、共同研究や補助をする機会があり、自分の技術や知識を駆使して、他者の悩みを解決することについての面白さとやりがいを感じ、受託分析事業を展開している企業を志望。その中でも、コベルコ科研は問題解決の提案に力を入れているところに魅力を感じ、選びました。

正解がわからない中で、
最適解を自ら導き出す面白さ。
入社以来、クリーンルーム内におけるICP-MSを用いた試料中の極微量成分の分析および、クリーンルーム内での試験などを担当しています。極微量成分分析は、半導体などの高機能な製品の開発において不良の原因となる低濃度の不純物が混入していないかを調べたり、トラブル発生時の原因を究明する際に重要な役割を果たします。
この仕事の難しい点は、正解がわからないところです。研究開発であれば、分析結果に期待する値を自分で設定、把握して分析できますが、受託分析は、それがありません。そのため、自分が出した値が妥当かどうかもわかりません。その上、極微量分析で扱う濃度では、サンプル外からの混入が少しでもあると大きな影響となります。結果に外的要因が含まれていないか、逆に測定までの処理で目的成分を取りこぼしていないかなどを常に考えなければなりません。
一方で妥当な値を導き出すために、工夫できる点が面白いところ。作業環境や道具を見直し、時には道具の組み合わせで新しい処理方法を考える、平行操作をして、値に間違いがないことを確認する。その結果、自信をもって出した分析データを提供し、お客様から「満足いく結果です」と言ってもらえた時は、この仕事をやっていて良かったと思えます。
高難易度・特殊な試料に関する、
新しい分析技術を生み出したい。
今、私が目指しているのは、多種多様な問題の解決のために、新たな分析手法を生み出せる技術者です。特に試料の分析は複雑で、しかも求められる品質が厳しいため、分析が困難な試料の依頼が今後増加すると予想されます。
こうした状況を踏まえ、試料分析において重要な新しい前処理方法を創造し、競合他社ではできない試料に対応できるようにすることで、案件を勝ち取ることにつながればと考えています。私自身、これまでにも既存の手法を応用した「低濃度測定のために不要成分を除去する前処理」や、新規の「無塵作業環境を生かした試験」などの技術を開発した経験はあります。しかし、いずれも知識、経験が豊富で技術力のある先輩にご助力いただき、形にしてきたことも多かったです。
ですから、今後は自分が知識、経験、技術を蓄えると共に、チームを動かすことで新たな分析技術を開発し、「処理が難解、特殊な試料の測定ならコベルコ科研に任せれば大丈夫!」と評価いただけるようにしたいと思います。
OFF TIME
休日は、好きなアーティストのライブや個展、即売会に行くことが多いです。前々から興味はあったのですが、就職して金銭面や時間の余裕ができたことから、初めて参加し、見事にハマりました(笑)。今では年に数回は、東京や大阪などに出向いて楽しんでいます。良いライブや作品を見た後は、自分も頑張ろうと思えますし、気分もリフレッシュできています。
学生の皆さんへ
就職活動は、タイミングと運だと思っています。良さそうだと思った会社が、自分のしたい分野では募集していなかった、配属先が希望通りでなかったなど、自分では、どうしようもないことが多々あると思います。なので、“自分にとって良い会社”にめぐり合う確率をアップさせるために、自分のやりたいことをはっきりさせて、それができる会社をたくさん調べて知っておくことをおすすめします。数多く見つけておけば、タイミングや運も関係なく、自分にピッタリな会社に巡り合える確率も格段にアップします。さらに、いろんな会社を知る中で、したい仕事も見つかるかもしれません。そしてできるだけ、色んな採用ホームページを見て、就職イベントにも数多く行ってみるのが良いと思います。そうすれば、きっと運命の会社と出合えると思いますよ。