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CROSS TALK

電気・電池系の
ユニークな選択

EV・電池など、最先端分野で、
電気系・電池系の知識と
スキルを発揮して活躍!

もっと便利で、
より良い未来社会を
コベルコ科研で、
一緒に創ろう!

コベルコ科研のエンジニア
  • S.K(写真左)

    技術本部 EV・電池ソリューションセンター
    安全性評価試験室
    2009年入社
    工学研究科 物質系工学専攻卒業
  • M.T(写真中左)

    技術本部 EV・電池ソリューションセンター
    EV・電池解析技術室

    主任部員

    2016年入社(キャリア入社)
    人間・環境学研究科 相関環境学専攻卒業
  • Y.T(写真中右)

    技術本部 EV・電池ソリューションセンター
    EV・電池解析技術室

    2021年入社
    工学研究科 材料・放射光工学専攻卒業
  • A.T(写真右)

    技術本部 EV・電池ソリューションセンター
    EV・電池解析技術室

    主任部員

    マーケティング・ソリューショングループ長

    2011年入社(キャリア入社)
    工学研究科 電気・材料工学専攻卒業

※本記事の内容および所属は取材当時のものです。
現在の情報とは異なる場合があります。

今、世界の国や企業、団体が取り組んでいる低炭素社会の実現。
その一つのキーとなる蓄電池の開発と技術の発展は、
より良い未来をかたちにするためにも重要なことです。
コベルコ科研では、二次電池や全固体電池の研究や開発を支える
分析・評価ソリューションを提供しています。
その現場で活躍する、4人の社員のクロストークを通して、
電気系・電池系人材の働き方や
最先端分野の技術に関わる仕事の魅力を紐解きます。

コベルコ科研に
入社を決めた理由、
学んだ知識を
どう生かせているかも
教えてください。

M.T
私の場合は、学生時代に二次電池の放射光を利用した分析に取り組んでいて、そのまま大学の研究員として研究を続けていました。そこで少し経験を積んでから、新たなキャリアを考えてコベルコ科研に興味を持ちました。放射光を利用する実験において、コベルコ科研は、Spring-8の利用実績があったことから、放射線光利用分析の技術が活かせると考えたのが入社の理由です。
Y.T
私は、学生時代、電気化学を学んでいて、研究室では水の電気分解や燃料電池をテーマに研究をしていました。就職活動では、電気化学の知識を生かせることをメインに、さらに関西圏で仕事ができることをサブの軸にしていたんです。
A.T
特に私たちのEV・電池ソリューションセンターでは、評価用の二次電池試作や充放電試験などの評価を行うことがあるから、Y.Tさんの学んだ電気化学や電子に関わる知識が生かせるところはすごくあって良かったね。それにコベルコ科研は、関西圏、特に兵庫県内に事業所が多くあるのも希望を満たしているし。
S.K
私は、大学では金属系の材料工学が専門で、皆さんと同じように自分の学んだ知識が生かせることから入社しました。入社する際の決め手になったのは、多分野の高度専門技術を持った社員がいて、その中で自分の専門性を発揮し、活躍できるところです。そうして最初は、金属の強度試験や事故品調査などを行う部門に配属されました。
Y.T
今は、EV・電池ソリューションセンターで二次電池の安全性試験をされていますが、材料工学の知識は、どのように生かせている感じですか?
S.K
材料の知識そのものが丸々使えるわけではないですが、これまでの業務において蓄積した評価手法や試験の手法は、活用できていると思いますね。あとこれは、今の部署に来て身につけたことではありますが、低圧電気や電気工事士などの知識は、業務でも必要なので資格も取得しています。
A.T
実は、私も大学では、材料工学系を専攻し、その中でもリチウムイオン電池の研究をしていました。そうして最初は、全く違う分野の材料メーカーに就職したんです。
M.T
そこから、コベルコ科研に来られたのは、どういう心境からですか?
A.T
最初の会社でもずっとリチウムイオン電池に携わりたいという思いが消えず、むしろ大きくなっていきました。そうした中、2011年くらいから、リチウムイオン電池を搭載したEV車が増えるなど、業界が活発化しました。それで、今後も開発競争が激化していくであろうEV・電池分野で専門性を生かせると思って入社しました。

現在担当している
仕事内容について、
できる限り具体的に
教えてください。

S.K
私が携わっているのは、二次電池の安全性試験業務です。二次電池には、スマートフォンに使われているものから、EVに使われているものなど、サイズは様々で、私は、大容量セル、モジュールなど、比較的大型のものを担当しています。仕事では、お客様の窓口であるフロント業務も担っていて、打合せから、試験方法の立案と推進、試験機で使う治具設計、現場への指示や試験、そしてデータをまとめたり、報告書作成など、一連の業務に従事しています。
M.T
安全性試験業務の大変さや面白さは、どういうところですか?
S.K
そうですね。試験では、二次電池に物理的な衝撃や温度関連、水、電気など様々な衝撃を与えたりするので、安全管理を徹底しなければならないのはいつも気を使います。おもしろいのは、お客様の求めるデータを得るために、規格試験以外の新たな試験方法を一から考えて実施し、お客様に満足いただけることですね。
M.T
私も二次電池分野の物理解析や化学分析においてフロント業務をしているので、自分の提案がお客様に喜んでいただけた時にやりがいを感じます。それと今私は、自分が得意としている放射線光X線分析における新規技術の開発を任されているのは、嬉しいことです。開発で得られた知見を、学会でも発表するなど、世の中に発信できていることも私の自信にもつながっていますね。
Y.T
私も電池討論会で発表させていただいて思ったのは、発表時の質問やその後の問い合わせなどがあって、コベルコ科研の技術を対外的にアピールできたことは、良かったです。
A.T
あの時は本当に反響があって、すごかったよね。コベルコ科研では、日々の業務で研究を続けるなかで得られるやりがいと、若手もベテランも関係なく学会発表などで情報を発信する機会が得られるやりがいがあるからね。Y.Tさんの仕事でのやりがいは?
Y.T
私が今担当している全固体電池に関わる試作評価では、お客様のニーズに応える評価提案を行っているのですが、その過程でお客様のお困りごとに対して専門知識と技術を駆使して解決し、お客様に喜んでいただけるのがやりがいです。さらにお客様から直接感謝の言葉をいただいたりできるのは、特に嬉しいですね。私の上司の立場であるA.Tさんの場合はどうですか?
A.T
基本的には、EVや電池の試作・評価に関わるチームのリーダーとして、Y.TさんやM.Tさんたちメンバーと共に力を合わせて、お客様の課題を解決することにやりがいを感じます。もう一つは、もともとお客様が数名で行っていたプロジェクトが、私たちのサポートもあって、10名、20名規模のプロジェクトになっていくのを見ると、「私たちの仕事が本当に役に立っている」と実感できますね。

入社後、仕事を通じ、
身につけたスキル、
またどのような成長を
実現できましたか?

Y.T
私は、入社後配属された電池を試作する部署で液系のリチウムイオン電池と全固体リチウムイオン電池の試作・評価技術を身につけました。そして、今の部署に来て、フロント業務に挑戦する中で、少しずつですが案件の受注対応に関わる提案力を徐々に高めようとしています。
M.T
コベルコ科研に入社して、実際に世の中で使用されているデバイスとしての蓄電地の内部構造、蓄電池の設計、電子顕微鏡などの分析機器の基礎知識を身につけることができました。他には、解析やデータ整理などを効率化するために、Pythonを用いたプログラミング知識と自ら解析用ソフトを制作する力も身につけました。
A.T
社内には、色んな部署があり、それぞれの専門家がいるから、困った時に相談できる環境があり、学べますからね。最初は知らないことでも、他部署の人と協力して解決できたり、新しい知識を得たりできるのは良いですね。
S.K
本当にその通りだと思います。特に私は、材料系から、EV・電池系に来たので。最初に今の部署に来た時は、電池といえば、乾電池ぐらいの認識しかなかったですし、電池と言えば、プラスとマイナス、直列、並列…くらいでした。でも実際に業務を進める中で自然と身についたことは多いですし、周りの人に教わって学んだことも多いです。
A.T
本当ですね。電気や電池の知識は、もともと持っていれば生かすことができますし、無くても入社してから学び、身につけることができますから。また私の場合は、お客様への技術プレゼンテーションを数多く経験する中で、多種多様なお客様や研究者とお話することで、二次電池のメカニズムや解析技術を深く理解することができました。
S.K
たしかに入社後も社内だけでなく、お客様や大学の研究者と接する機会が多い、コベルコ科研では、自分の持つ専門知識をより深めることもできるし、未知の分野についても知ることができます。
Y.T
私は、大学との共同研究をさせてもらっているので、今のお話、よくわかります。しかも学会で発表したりと、貴重な体験ができているのは、非常にありがたいことだと感じています。
M.T
企業の研究所だと、製品を売るためや特許技術をつくるために研究することが多いため、基本的に論文を発表したり、学会で発表することは難しい場合が多いですからね。

これからコベルコ科研で
活躍したいと考える
みなさんに伝えたい思い、
メッセージは?

A.T
私たちが携わる分析・評価の仕事は、人々の暮らしに身近なEVやスマートフォンの性能・安全性を高めるための一端を担っています。私たちがものづくりを行うわけではありませんが、コベルコ科研の技術によって、お客様の製品開発をサポートすることで、世界の未来を支える喜びを実感できます。そこは、一番の魅力として伝えたいですね。
S.K
A.Tさんの言うとおり、コベルコ科研はメーカーではないので、かたちあるものを提供することは少ないため、やりがいや仕事の面白さをイメージしづらいかもしれませんね。ですが、間接的に世の中のモノづくりを支え、社会に貢献している実感や手応えを味わえるのはたしかです。そして、EV・電池分野の仕事の中では、電池に関する最先端の技術課題に触れることができる面白さがあり、自分自身の知識を増やし、高めていく実感も持てますよ。
M.T
EV・電池分野は、今後もますます世界的にも需要増加が見込まれ、技術革新もより進んでいきます。その中でメーカーは、新しい製品、技術の確立のために、材料メーカーや部品メーカーなど、多くの分野の企業と連携していきます。コベルコ科研をはじめとした分析会社もその一つであり、電池分野の研究開発を下支えする重要な役割を担います。その意味では、非常におもしろい仕事だと思いますので、電気系、電池系の人材には、ぜひこの分野に飛び込んできてもらいたいです。
Y.T
電気系、電池系を学んでいる人にとっては、専門知識を生かせるのはもちろん、研究時の分析や試験の方法論も生かせることが多いのは、この仕事の魅力です。また、私も今経験しているように、大学との共同研究に関わるチャンスもあり、入社後に技術者としてはもちろん、研究者としての成長もしやすい環境があります。
S.K
それと、やりたいことがあれば、上司や先輩が背中を押してくれる、チャレンジがしやすい社風もあるのは魅力です。
Y.T
本当ですね。自分がやりたいこと、挑戦したい分野がある人には、多くのチャンスがあると思います。
M.T
社内にも、電気や電池だけでなく、素材や化学、環境、物理など、様々な分野のスペシャリストが在籍し、部署間を越えた連携を通して、交流することができます。これは、自身の視野を広げられる本当に良い環境だと思います。
A.T
今、会社選びや職種選びでいろいろと試行錯誤をしている人も多いかもしれませんが、コベルコ科研に少しでも興味を持たれたなら、まずは会社訪問やOB・OG訪問を通して、会社の魅力や雰囲気を知ってもらえたら嬉しいです。皆さんと一緒に仕事ができることを私も楽しみにしています。