やりがいある仕事と想いを
形にできるキャリア環境。
S.M
- Dさんは今どういったお仕事をされているんですか?
D.N
- 所属している部署では、微細な組織の構造解析がメインです。私のチームでは、解析時に使用する透過型電子顕微鏡(TEM)で観察するための試料の加工を行っています。良い解析結果を生み出せるよう、試料加工は100nm以下に薄片化することを追求しています。
S.M
- 私たちもよく分析で使う試料ですね。でも、100nm以下という微細なところまで突き詰めるのはすごく難しそうに感じます。
D.N
- 試料の出来栄えによって、その後の解析結果の品質が大きく左右されますからね。かなり重要な仕事を任せてもらっていると私は自負しています。今ものづくり現場では、原子サイズのレベルでの研究や開発競争が激化しているので、間接的ですが、そういうところに寄与できているというのがこの仕事の面白さ。自分の仕事を通して、自動車用電池やデバイス関連など、最先端製品の進化に関わっている実感を持てています。
S.M
- 世の中にはいろんなものづくりがありますが、原子レベルや分子レベルまで見ないと競争に勝てない、そこまで世の中は進んでいるというところですよね。よく分かります。