WORK & CAREER
PEOPLE

先輩社員からの
メッセージ

様々な業界のメーカーの

製品研究開発を

高度な評価技術で支えていく。

I.K
技術本部 計算科学センター 主任部員
2005年入社

コベルコ科研に興味を持ったのは、学生時代に機械工学を専攻し、主に取り組んでいた鉄などの素材の疲労き裂進展に関する研究と、会社の事業とが非常に近しいことがきっかけでした。特に実験とシミュレーションの両方を経験していたことから、実際の業務とマッチし、これまでの経験も活かせると感じたことが最終的に入社の決め手となりました。

評価をベースにした課題解決提案で
お客様のモノづくりを支えるやりがい。
振音・衝撃グループでは、主に輸送機やエネルギー分野のお客様から依頼を受け、様々な製品の破壊特性や衝突衝撃性能などの強度評価、振動特性評価や耐震評価などを行なっています。具体的には、お預かりした製品をコンピュータによる数値シミュレーションを活用して評価・分析し、その結果を基にお客様の製品研究や開発を支援することが目的で、対象となるものは小型部品から大型構造物、輸送機器など多岐にわたります。
私たちの仕事は研究開発支援という内容から、実際に自分達でモノをつくることはなく成果は具体的な形としては見えにくいですが、支援したお客様の製品に安全・安心と信頼をプラスする重要な仕事だと思っています。そのため、自分達が評価に関わった製品が多く使われ役立っているのを見た時は、技術者として誇らしく思うと共に、お客様であるメーカーの技術者の課題解決に貢献できたという実感を持てます。
また、現地でお客様と課題解決に向けて一緒になって考え、悩む中で多くの経験と気づきがあり、日々成長も実感できるのはおもしろいところです。
厳しい環境で戦うお客様のために、
より付加価値ある提案ができる組織に!
現在、多くのメーカーが熾烈な開発競争に晒されています。私たちコベルコ科研のお客様においても同様で、当社に寄せられる研究開発プロセスにおける課題は、年々高難度化し、より早い解決スピードが求められています。
こうした中で私たちが目指すのは、社会情勢や世の中、お客様のニーズを素早く的確に捉えるとともに、コベルコ科研の持つノウハウをフルに発揮した付加価値ある技術開発や提案を行うことです。私はグループ長として、これらをたしかに実現できる組織へと成長させ、さらなる社会貢献を目指していきたいと考えています。
一技術者としての目標は、企業のお客様をはじめ学協会との関わりも多いコベルコ科研の好環境を活用して、より広い視野と豊富な知識、技術を身につけ「困った時は、あの人に頼めば解決してくれる」と周りから思ってもらえる技術者になることです。このことは、社内の社会人ドクター取得支援制度を利用して、ドクターを取得した私の使命でもあると感じています。
OFF TIME
これといった趣味はないのですが、単身赴任の時に覚えた簡単で美味しい料理作りを楽しんでいます。
最近トイプードルが新たな家族となり、私は毎朝のご飯担当になりました。臆病なのに好奇心旺盛で、小さい体で元気いっぱいに飛び回る愛犬の姿に私も家族も日々癒されています。
学生の皆さんへ
私たちコベルコ科研の高度な専門技術を将来にわたって支え、今後も成長を持続させる重要なキーパーソンとなるのが、これから当社で活躍されるフレッシュな皆さん一人ひとりです。
当社には材料・機械・物理・化学分野などの専門家が集まり、高度な課題にチャレンジできるチャンスがあります。また社内外の研修や学会活動、社会人ドクター取得支援といった支援制度も整っており、入社後の成長を応援してくれる環境があります。若手でも活躍の機会が与えられ、成長を支えるコベルコ科研なら、多くのことを経験することができますよ。