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  10. 超臨界二酸化炭素技術を応用したプラスチック表面の機能化処理およびその評価のデータ・モデル事例

超臨界二酸化炭素技術を応用したプラスチック表面の機能化処理およびその評価

  • 目的
    拡散性・浸透性が高い超臨界二酸化炭素の特徴を活かし、従来の方法では密着性の高い機能膜形成が困難なエンジニアリングプラスチックへの高密着性機能膜を付与し、膜の形成を評価した。
  • 方法
    超臨界二酸化炭素中に表面機能成分と密着性向上成分と高分子材料を共存させ、成膜を行った。SEM/EDX(電界放射型走査電子顕微鏡)解折を行った。
  • 試験装置・ソフト
    超臨界二酸化炭素実験装置
    接触角計、SEM/EDX
  • 結果
    エンジニアリングプラスチックの一種であるポリイミド上に耐久性のある撥水化膜・親水化膜を 形成できた。(成形加工誌 Vol.19, No.5, 2007)
    SEM/EDX解析によりプラスチック表面内部に機能性薬剤が含浸していることがわかった。
  • お客様の成果
    現在、本技術の成果を応用して、電子材料用プラスチック表面への機能性膜の形成技術の評価と実用に向けたプロセス検討を実施中である。
  • イメージ

    ※クリックすると拡大します。

    • 図1)超臨界処理前後の樹脂表面の濡れ性(接触角)の変化
  • 関連試験装置
    超臨界性能評価装置(観察窓付き)