事業概要
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金型-板間の面圧依存性を考慮した熱伝達率測定法の検討
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- 目的
- 熱間、温間プレス時の金型による冷却効果を適切に評価するために、圧力の関数である板-金型間の熱伝達率を測定し、金型設計の適正化、プレス条件の最適化に関する情報を提供することを目的とした。
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- 方法
- 圧力をコントロールできる装置を利用した圧縮試験と温度測定により熱伝達率を同定した。
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- 試験装置・ソフト
- ・試験装置:自社製装置
・数値解析:伝熱解析ができるソフト(ABAQUS、CASTEM等)
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- 結果
- 熱伝達率の圧力依存性(面圧依存性)が明らかになった。
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- お客様の成果
- 熱間プレス成形時の金型への抜熱を適正に予測することが可能となり、①金型の温度コントロールのための冷却検討、②数値解析による板の成形状態の予測の精度向上によって、金型設計の一助となった。