事業概要
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炭素・硫黄分析装置
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- 概要
- 酸素気流中で試料を高温に加熱し酸化させると、試料中の炭素(C)は二酸化炭素(CO2)と一部が一酸化炭素(CO)になり、硫黄(S)は二酸化硫黄(SO2)になる。これらの生成したガスを酸素とともに赤外線検出器に送り、CO2、CO、SO2の赤外線吸収量を測定する装置である。炭素・硫黄含有既知の標準物質で作成した検量線より試料中の炭素・硫黄の濃度を求める。
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- 仕様
- ・型式:堀場製作所 EMIA-920V
・装置名:堀場製作所製 炭素・硫黄分析装置 EMIA-920V
・測定原理:赤外線吸収法
・適用範囲:炭素は数ppm~4.0% 硫黄は、数ppm~0.35%
・対象材料:鉄鋼、非鉄金属、鉱石、セラミックス
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- 試料
- ・分析可能な試料形状とサイズ:ブロック又は切粉試料
・試料重量:0.5g~1.5g
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- 特徴
- 鉄鋼、非鉄金属、無機物中の炭素・硫黄を同時にかつ精度良く定量できる。
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- 実施例
- 鉄鋼、非鉄金属、鉱石、セラミックス、チタン中の炭素、硫黄の分析
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- 関連個別商品
- 無機ガスの成分分析