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トラクション試験機(ボール・オン・リング型摩擦試験機)

  • イメージ

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    • 試験機本体
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    • 試験イメージ図
  • 概要
    小ボール(小リング)試験片と大リング試験片の組合せによる。小ボールを大リングに押し付けて回転させ転がりすべり状態を模擬することで、接触部に作用する接線力(トラクションの測定が可能な装置である。また大リングをブロック形状に変更して固定することで、リングオンブロック形態の摩耗試験も可能である。
  • 仕様
    ・型式     :英国Phoenix Triboligy社製TE54
    ・荷重     :50~500N
    ・小ボール速度 :100~4000rpm(MAX 5.24m/s)
    ・大リング速度 :MAX2000rpm
    ・温度     :室温~140℃(治具加熱)
    ・環境     :油中、無潤滑(リングオンブロックのみ)
    ・測定項目   :トラクション係数(摩擦係数)、油温
  • 試料
    <定型試験片>
    ・小ボール試験片(上試験片):外径φ25mmボール×軸穴内径φ10mm
    ・大リング試験片(下試験片):外径φ50㎜×内径φ34mm×厚さ10mm
    ・ブロック試験片(下試験片):□15mm×厚さ5mm

    <試験オイル>
    ・1試験当たり約40mL
  • 実施例
    <トラクション係数測定>
     各種オイル中ですべり率を変化させた際のトラクション係数を測定
     (例 試験片:軸受鋼、オイル:支給品)

    <摩耗試験>
     リングオンブロック形態で荷重・速度一定の摩耗試験を行い、各種表面処理品の摩耗重量、摩耗深さを測定
     (例 試験片:表面処理品、オイル:ありorなし)