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レーザーフラッシュ法熱定数測定

  • 方法
    ・試料表面側にレーザー光を照射して入熱させた時の裏面側の温度変化を測定し、この温度変化挙動から比熱・熱拡散率を求める。比熱測定は熱電対による接触測定であり、熱拡散率測定は赤外線検出器による非接触測定である。
  • 試験装置・ソフト
    装置:TC-7000(アルバック理工製)
  • イメージ

    ※クリックすると拡大します。

    • 図1 アルミニウムの比熱測定結果
    • 図2 アルミニウムの熱拡散率測定結果
  • 特徴
    ・比較的小さな均質・緻密固体材料の比熱及び熱拡散率が測定できる。熱伝導率は密度を知ることにより算出できる。
       最小試験片寸法:Φ8×t1(mm)
    ・比較的短時間に測定ができ、室温~1400℃程度まで測定できる。
  • 実施例
    ・自動車・航空機などに使用するアルミ合金材料の熱定数測定(図1、2にアルミニウムの測定結果を示す)
    ・発電所などに使用するステンレス、ニッケル合金の熱定数測定
    ・セラミックス材料の熱定数測定
    ・樹脂材料の熱定数測定
  • 関連試験装置
    レーザーフラッシュ法熱定数測定装置