事業概要
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疲労強度解析
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					- 方法
- ・微小破壊力学を応用して欠陥寸法毎の疲労寿命線図を推定する。 
 ・MIL(米軍規格)の等価応力手法を適用して平均応力に依存しない統一的なS-N線図を推定する。また、独自に開発した非線形回帰ソフトを用いてデータに応じた非線形S-N線図を回帰する。
 ・有限要素法により接触端部の相当応力に着目して単純疲労試験結果からフレッティング疲労における疲労限度を推定する。
 
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					- 試験装置・ソフト
- ソフト:ABAQUS 
 試験装置:油圧サーボ疲労試験機
 
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					- 特徴
- ・鋳造や非金属介在物等による欠陥からの疲労破壊が問題になる部品の疲労設計に必要なS-N線図を決定できる。 
 ・等価応力概念に基づき平均応力に依存しない統一的なS-N線図を推定し、また、非線形回帰ソフトをを用いて疲労データに応じて適切な非線形S-N線図を回帰する。その結果、107回を超える疲労寿命や疲労限度線図を精度よく推定することができ、疲労設計に役立つ。
 ・単純疲労試験データと接触部応力解析の結果からフレッティング疲労における疲労限度を推定し、また、締結部、はめあい部、摺動部などのフレッティング疲労設計に活用できる。
 
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					- 実施例
- ・アルミダイカスト部品の疲労寿命線図、疲労限度線図の推定 
 ・鋳鋼製クランクの疲労寿命線図の推定
 ・冷間工具鋼の疲労強度の推定
 ・アルミ製自動車部品、鉄鋼製回転軸部品のフレッティング疲労寿命の推定
 



