ガスクロマト質量分析装置

イメージ
※クリックすると拡大します。
- 図１）装置の外観ガスクロマトグラフ質量分析装置アジレントテクノロジー社製 GC7890B　MSD5977B　HS7697A
概要

本装置は、前処理された試料の成分をガスクロマトグラフで分離して、質量分析計に導き、そこで電子ビームをガス状の分子に照射することによりイオン化され、得られたイオンを質量／電荷にしたがって分離して、各イオンの強度を測定する方法で、定性、定量を行う装置である。
試料

・下水、地下水、工場排水等及び土壌・産廃、気体、固体試料
試料採取量
・水：500ml　　固体試料：500g
特徴

・データ処理のシステム化
　データ処理解析が自動化されており、短納期対応が可能である。
・水素による自動洗浄機能により常時イオン源内が清浄化された状態で測定が可能である。
実施例

・下水、地下水、工場排水等の揮発性有機化合物(VOC's)の定性、定量分析
・土壌・産廃の溶出液中の揮発性有機化合物の定性、定量分析
・固体試料中の揮発性有機化合物の定性、定量分析（ＨＳＳ法による）
・気体中のベンゼン、トルエン等の定性、定量分析（活性炭吸着法による）