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バイオ燃料の総合評価

  • 目的
     バイオエタノール,BDF(Bio-Diesel Fuel)は、輸送機からのCO2排出抑制の観点から急速に普及が進められているが、実使用時には腐食や樹脂部品の膨潤などの不具合現象が知られている。そこで、これらの現象の発現機構を明らかにすることが必要である。
  • 方法
    ① 燃料品質分析 ~ 揮発油等品質確保法に則った品質分析
    ② モデル試験  ~ 実使用環境を模擬した腐食試験(浸漬試験),膨潤試験 
    ・オートクレーブ(1.5MPa, 200℃,最大40試料並列実施
    ・ヒートサイクル試験 
    ③ 金属,樹脂部材の変質評価、燃料成分の変質、析出物観察 ~ 各種分析・測定機器による分析解析
      バイオ燃料 : GCMS, FTIR, GPC 等
      金属材料  : SEM-EDX, XRD, EPMA, XPS, ビデオマイクロ 等
      樹脂材料  : 上記の他、DSC,熱分解GCMS,疲労,クリープ 等
  • 結果
    4種の鋼材のBDF中での腐食挙動とBDF成分の変質挙動を調査して、鋼種による挙動の違いや燃料成分の変質機構を解明した。これによって、単なる品質規格への適合性判断ではなく、実使用環境における現象の機構解明を行い、バイオ燃料の品質管理基準の明確化、材料開発・選定作業の効率化が可能となる。
  • イメージ

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    • 腐食試験結果例(BDF中,80℃,10日間)
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