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腐食疲労試験機

  • イメージ

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    • 装置の外観
  • 概要
    腐食溶液中で疲労試験を行う装置であり、温度は、室温～沸騰（大気圧下）まで対応可能である。環境調整槽を接続することで、塩化物溶液(NaCl，塩化マグネシウム)、人工海水、工業用水、アンモニア調整水中での試験、さらに循環装置を接続することで、低DO(溶存酸素)溶液中での試験が可能である。
  • 仕様
    ・最大荷重：動的 ±50kN，静的 ±75kN
    ・周波数：0.001～50Hz
    ・最大ストローク：±50mm
    ・試験メニュー：腐食環境中高サイクル疲労試験，き裂伝播試験
  • 特徴
    試験機が垂直状態から水平状態になる可倒式タイプであり、腐食環境下でのき裂伝播試験への対応が可能である。(き裂伝播試験において、き裂進展部分のみ溶液に浸漬させることができる。）
  • 実施例
    ・腐食疲労試験
    [材料：耐熱鋼、制御：荷重制御、波形：三角波、周波数：50Hz、温度：80℃、環境：純水・NaCl溶液]
    ・腐食疲労き裂伝播試験
    [材料：低合金鋼･ステンレス鋼･耐熱鋼、制御：荷重制御、波形：SIN波、周波数：20Hz、温度：80℃、環境：純水・NaCl溶液]
    ・水蒸気中腐食疲労試験
    [材料：アルミニウム合金、制御：荷重制御、周波数：50Hz、環境：水蒸気]