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  8. 板成形試験(薄板成形時の三次元歪測定)のデータ・モデル事例

板成形試験(薄板成形時の三次元歪測定)

  • 方法
    ・ブランク材に予めドットパターンをエッチング後、非接触式三次元歪測定装置(ARGUS)により、ドットパターンの格子間寸法変化を測定し、歪量および板厚減少率として三次元表示する。FLD線図上に歪分布を出力することも可能。
  • 試験装置・ソフト
    ・ARGUS(非接触式三次元歪測定装置)
  • イメージ

    ※クリックすると拡大します。

    • 図1.各種金属の成形性比較(円筒深絞り)
    • 図2.従来法との精度比較
  • 特徴
    ・本商品は、プレス成形用薄鋼板のみならず、プレス成形が難しいと言われているSUS、Al、Tiの板について、非接触で三次元の成形歪測定を可能とし、新材料開発や成形条件の最適化に有益な情報を提供するものである。
  • 実施例
    ・図1に軟鋼、SUS、Tiの円筒絞り後の測定結果を比較して示す。軟鋼とTiでは、結晶異方性に起因する歪分布の異方性が明瞭に認められる。
    ・図2に従来法(スクライブドサークル試験)との精度比較を示す。1.6mmピッチのドットパターンを用いた場合、3mmφスクライブドサークルを用いた場合と同等以上の測定精度を有しており、実用上十分な精度を有している。