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X線残留応力測定装置

  • 試験装置・ソフト
    1.AutoMATEⅡ リガク
    ・測定原理:2θ-sin2ψ法
    ・試料サイズ:650mmW×440mmL×220mmH 20㎏
    ・入射コリメータ径:φ0.05mm~φ4mm
    ・特徴:マッピング、ライン測定 微小領域

    2.MSF-3M リガク
    ・測定原理:2θ-sin2ψ法
    ・試料サイズ:2メートルまで ※形状により要相談
    ・X線照射範囲:3mm□~5mm□
    ・特徴:大型サンプルの測定が可能

    3.μ-X360n パルステック工業
    ・測定原理:cos法
    ・試料サイズ:小型~大型サンプル ※形状により要相談
    ・入射コリメータ径:φ0.3mm~φ2mm
    ・特徴:鉄鋼材が対象、短時間測定、持ち運び可能


  • イメージ

    ※クリックすると拡大します。

    • 写真1 AutoMATEⅡ
    • 写真2 MSF-3M
    • 写真3 μ-X360n
  • 概要
    X線回折法を利用して、試料を破壊することなく蓄積した残留応力を測定することが出来る。小型片から大型構造物まで、鉄鋼、非鉄金属、セラミックス等の多結晶体を幅広く測定できる。
  • 試料
    ・材質
     鉄鋼材、ステンレス、アルミニウム、チタン、銅、Ni基、セラミックス(アルミナ)等

    制約
    ・表面の深さ10μmの応力の平均値
    ・深さ方向は2mmまで電解研磨することが可能
    ・測定範囲は平面であること
    ・測定範囲内に多数の結晶があり、配向していないこと
  • 実施例
    ・表面処理(ショットピーニング、窒化、高周波焼入れ等)の応力深さ分布調査
    ・溶接熱影響部の応力分布調査
    ・熱処理前後の残留応力調査
    ・軸材の変形、板材の反りの原因調査
    ・大型サンプルの表面応力測定