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非線形応力解析(クリープ、弾塑性、接触など)

  • 方法
    評価対象物の計算モデルを作成し、汎用FEMソフトを用いて実機の使用環境や拘束条件を考慮した数値解析を実施する。場合によっては実機の温度分布を考慮するため、別途温度分布算定のための解析を行うこともある。このような計算では、計算モデルのモデル化手法や計算条件(材料物性を含む)の設定が重要である。
  • 試験装置・ソフト
    汎用FEM解析ソフト:ABAQUS、MARC
  • イメージ

    ※クリックすると拡大します。

    • 図1) はんだ接合部品の計算モデルと実機写真
    • 図2) はんだ接合部に発生する非線形歪範囲分布図
    • 図3) はんだ接合部の応力-歪線図
  • 特徴
    材料物性の非線形性<時間経過による非線形(クリープ)、過大荷重による非線形(弾塑性)など>や、構造の非線形性<形状非線形、境界非線形(接触)など>を含む現象を評価対象とし、数値解析により発生する応力や歪を把握する。これにより実機では把握できない長時間経過後の構造の状態や、数多くの部品が接触する構造の内部状況などを可視化することが出来る。
  • 実施例
    ・はんだ接合部の弾塑性クリープ解析:電子部品上のはんだ接合部にヒートサイクルを負荷した場合のき裂発生寿命を推定するため、電子部品を評価対象とした弾塑性クリープ解析を実施した。
    ・オス・メス部品の押込み解析:部品組み合わせ時に発生する応力・歪を把握するため、オス・メス部品の接触を考慮した弾塑性解析を行った。
  • 関連受託商品
    コネクター端子等の変形解析による接触反力などの予測
    数値解析による熱処理時の残留応力予測
    破壊力学解析による機器類の安全性評価
    はんだ接合部の熱疲労寿命予測