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液体クロマトグラフタンデム型質量分析計 (LC/MS/MS)

  • イメージ

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    • 図1 装置の外観
    • 図2 有機ヒ素化合物測定例
    • 図3 エストロゲン物質測定例
  • 概要
    高速液体クロマトグラフの検出器に質量分析計を有している装置で、大気圧化学イオン化法(APCI)やエレクトロニクススプレーイオン化(ESI)等でイオン化し、質量分析を行う。
    分離装置が、HPLCであるため、GC-MSでは分析困難な難揮発性物質や熱的不安定な物質の測定が可能である。
  • 仕様
    ・型式     : AB SCIEX社製 API4000
    ・質量測定原理  : 四重極トリプルステージMS/MS
    ・イオンソース部 : 専用TurboVソース共通ハウジング APCI,TurboIonsprayプローブ
    ・質量測定範囲  : 5~30000m/z
    ・スキャンスピード: 2400amu/sec
    ・質量精度     : 測定の全範囲で0.01%以内
  • 試料
    ・環境試料(水質、土壌、底質等) 水質10~100ml 土壌10g程度 底質10g程度
    ・めっき液  10ml程度
    ・食品    10g~1kg
    ・医薬品   数mg~10g
  • 特徴
    ・質量分析計のイオン化部はトリプルステージで構成されており、シングルステージであるLC-MSに比べて試料由来の夾雑ピークと目的物質との分離が容易に出来る。
    ・さらに、S/N比が向上することでLC-MSに比較して10~100倍高感度で分析できる。
  • 実施例
    ・残留抗がん剤、医薬品分析
    ・地下水中の有機ヒ素化合物の分析 (図2参照)
    ・めっき液の添加剤および添加剤の分解生成物の分析
    ・糖類の分析
    ・環境ホルモン物質の分析(図3参照)
  • 関連個別商品
    環境物質中の農薬分析