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渦流探傷試験装置

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    • 写真1)装置外観
    • 写真2)センサー外観
    • 写真3)測定状況(写真中のセンサーは開発途中の旧式)
  • 概要
    一般には溶接欠陥、割れ、孔食など微細な欠陥を検出するために用いる電磁探傷装置の一種。コベルコ科研では、独自センサーと組み合わせて鋼構造物のマクロ的な腐食量評価を行う。
  • 仕様
    ・型式 : ACTUNI株式会社製 EddyStation SWⅡ/Windows対応型
    ・励磁方式     単周波型電磁誘導法、自己誘導型/相互誘導型(いずれかを選択)
    ・試験周波数範囲  500Hz~2MHz
    ・ブリッジバランス 電子式オートバランス(固定バランス、追従バランス)
    ・増幅度設定    0dB~60dB(0.1dBステップ)
    ・位相設定     0deg~360deg(0.5degステップ)
    ・LPF/HPF  10Hz~990Hz / 1Hz~99Hz
  • 試料
    センサー取り付け可能なサイズの金属材料および非金属導電性材料
     測定可能サイズ:max.Φ300mm
  • 特徴
    特許共同出願で開発を行った独自センサーにより鋼線束の腐食量評価が行える。
    この独自センサーは両端が固定された長尺の金属製品(パイプ、棒材)など通常のECTセンサーでは測定できない物を対象とした腐食量評価が可能で、各種の応用が期待できる。
    ただし、対象の材質、形状、大きさによって異なる信号が出るため、測定対象ごとの検量線を作成する手間がかかる。
    なお、電磁式評価技術であることから非導電性であれば被覆が存在しても測定可能。
  • 実施例
    ・大型橋梁用ハンガーロープの腐食量評価
    ・斜張橋ケーブルの腐食量評価
    ・建築構造物用ケーブルの腐食量評価
    ・亜鉛めっき鋼材のめっき消耗量評価
  • 関連個別商品
    渦流探傷試験(ECT)