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- アウトガス分析による樹脂部品のガス組成の評価のデータ・モデル事例
アウトガス分析による樹脂部品のガス組成の評価
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- 目的
- 樹脂部品を加熱した際に、発生するガス(可燃性ガス、有毒ガスなど)を調査し、安全性等を評価した。
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- 方法
- 下記の分析方法を適用した。
・管状炉内で加熱し、発生したガスをテドラバッグに採取後、ガスクロマトグラフ分析
対象ガス:無機ガス(H2,CO,CO2)、有機ガス(メタン、エチレンなどの炭素数4以下のガス)、硫黄系ガス
・上記テドラバッグ内のガスを水に溶解し、イオンクロマトグラフ分析
対象ガス:無機ガス(HCl, NOx, SOx)
・直接パージ&トラップ-ガスクロマトグラフ-質量分析
対象ガス:有機ガス(炭素数5以上)
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- 試験装置・ソフト
- ・ガスクロマトグラフ分析(GC)
・イオンクロマトグラフ分析
・パージ&トラップ-ガスクロマトグラフ-質量分析(P&G-GC-MS)
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- 結果
- 樹脂部品の発生ガス量をアウトガス分析により定量できることが判明した。
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- お客様の成果
- 樹脂部品のアウトガスの危険性、有毒性を把握することができるとともに、他の部品への汚染状況を把握でき、安全性の確保や品質管理に役立った。