事業概要
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フレーム、フレームレス原子吸光分析装置
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- 概要
- 溶液試料を霧状にしてフレーム(炎)の高温領域に導入するか、又は少量の溶液を黒鉛炉に注入し高温に加熱(フレームレス)して原子蒸気とする。この原子蒸気に光をあてると元素特有の光を吸収する。この光吸収(吸光度)を検出器で測定し、あらかじめ標準溶液で作成した含有率と吸光度との関係線より、未知試料の含有率を定量する装置である。
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- 仕様
- ・型式:VARIAN製 AA240FS(フレーム)、AA240Z(フレームレス)
・定量範囲 : ppm~数%
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- 試料
- ・分析可能な試料形状とサイズ:ブロック又は切粉試料
・試料重量:0.1g~1.0g
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- 特徴
- ・試料を溶液化して測定するため、試料形状の制約がない。
・原子化部(バーナー、黒鉛炉)を取り替えてISO、JISに幅広く採用されているフレーム法、
注入した試料溶液が効率よく原子蒸気になるのでフレーム法に比べて1~2桁高感度の分析
が可能であるフレームレス法による定量ができる。
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- 実施例
- ・金属材料、無機材料、鉱物、有機物中の成分分析
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- 関連個別商品
- 元素の定量分析