事業概要
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ADAMSによる自動車の走行シミュレーション

  • 目的
    自動車が悪路などを走行中に、車体および足回り部品に及ぼす加速度および力を設計段階で把握する。
  • 方法
    車体を弾性体でモデル化し、悪路を模擬した波形を4輪に入力することにより、車体および足回りの挙動を解析する。
  • 試験装置・ソフト
    機構解析ソフト:ADAMS
  • 結果
    ・弾性体を考慮することにより、車体および足回り部品にかかる力を求めることができる。
    ・事前解析により測定代表点を決定することが可能である。
    ・実験では測定できない部位の挙動や力の把握が可能である。
    ・シミュレーションを用い構造変更を行うことにより、応力低減の対策案を見出すことができる。
    ・車体にかかる力を詳細モデルに反映することにより、材料非線形性を考慮した解析が可能である。
  • お客様の成果
    本解析手法を用いると、4輪ロードシミュレータ(4Poster)試験前に車体および足回り部品にかかる応力を机上で予測することができ、開発期間短縮に寄与した。
  • イメージ

    ※クリックすると拡大します。

    • 弾性体モデル メッシュはNational Crash Analysis Center 提供
    • 足回りモデル
    • 走行解析結果