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リチウムイオン電池の外部短絡試験

  • 安全性試験 リチウムイオン電池の外部短絡試験

    リチウムイオン電池の安全性試験として、外部短絡試験があります。全てSOC100%での試験規格となります。試験規格によって、下記のように条件が異なります。

    規 格 対象電池 外部抵抗 試験温度
    UN 38.3.4.5 単セル
    組電池
    0.1Ω以下 55±2℃ 温度下降後少なくとも1時間保持、
    さらに6時間経過観察
    IEC62660-2 6.3.1 単セル 5mΩ以下 25℃±2K 試験中の電圧、電流(間隔10ms以下)、
    温度、外部抵抗を測定
    UL2580 9
    UL2271 7
    単セル
    組電池
    5mΩ以下
    80±20mΩ
    25±5℃
    20±5℃
    55±2℃
    組電池では中央のモジュールが安定後
    7時間経過まで放電
    SAE 2464 4.5.1 単セル
    組電池
    Hard short
    5mΩ以下
    Soft short
    10mΩ以下
    25±5℃ 1秒以内に短絡し60分保持、
    保護デバイスは無効とする
    QC/T743-2006 6.2.12.3
    6.3.8.3
    単セル
    組電池
    5mΩ以下 20±5℃ 10分間短絡
    KMVSS 48.6.5 単セル
    組電池
    50mΩ以下 20±5℃ 短絡後1時間経過、もしくは電流が
    流れない状態が5分間持続で終了
    SBA S1101:2011 8.2.1 単セル 30±10mΩ 25±5℃ 短絡後6時間経過、もしくは電池と
    周辺温度の差が最大値の20%以下

    表中の試験条件全てに対応しております。

    外部短絡試験装置

    試験実施にあたって、条件詳細については、お打ち合わせの上、決定いたします。