圧壊試験
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- 大型リチウムイオン電池の安全性評価 圧壊試験
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機械的試験の一種である圧壊試験では、JIS C8712、FreedomCAR/SAE J2464、UL 2580、中華人民共和国自動車業界標準(QC/T743-2006)などに準拠しつつ、加圧板形状、圧壊速度、圧壊方向、雰囲気温度などで独自の変更にも対応することが可能です。
単セルのみではなくモジュールや一部のパックでの試験にも対応することが出来ます。モジュールやパックとして組み立て状態にある複数の電池を、そのまま圧壊することも可能です。試験は全て、排ガス処理用スクラバーを接続した小型のキュービックチャンバー(幅3m×奥行き3m×高さ3m)もしくは下記大型のドームチャンバー内で行いますので、発生ガスや煙の大気放出は、ほとんどありません。どちらも、圧壊状況はその場観察用ビデオで録画をし、さらに温度、電圧変化などを記録することが出来ます。-
圧壊試験装置 -
キュービックチャンバー -
排ガス処理設備 -
加圧板
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- 大型電池や組電池の圧壊試験への対応
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大型電池やモジュール等の組電池では、内径6m×内高さ7mの円筒形大型鋼鉄製チャンバー(ドームチャンバー)内に設置した圧壊試験機を使用します。
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ドームチャンバー -
垂直押し圧壊試験 -
水平押し圧壊試験
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