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電気化学測定を用いたコーティング膜の欠陥評価|微小な欠陥を検知・顕在化

概要

電気化学測定を用いたコーティング膜の欠陥評価です。これにより、測定前の外観観察では見つけられない微小な欠陥を検知・顕在化させることが可能です。
成膜などのより高い品質チェックや、今後の指標の厳格化を想定した品質向上にご利用いただけます。

既存評価方法の課題

コーティング膜に欠陥が存在すると、期待される特性が十分に発揮されないため、コーティング膜の品質を保証するための欠陥評価技術が求められています。
従来の目視や顕微鏡による観察では、測定前に確認できないような微小な欠陥を検出することは困難でした。

今回のコーティング膜の欠陥評価の詳細

基材(金属)は溶解するがコーティング膜は溶解しない特殊な溶液中で電気化学測定を行います。
測定時に流れる電流値からコーティング膜の欠陥を評価できます。測定後の表面観察を併用することで、元の欠陥の大きさや分布を推定することが可能です。

主な成果・応用例

種々の分野で、コーティングが施されている材料の欠陥評価として活用されている。

技術内容Aステンレス鋼に施されたコーティング膜の欠陥評価

技術内容Bアルミニウム合金に施されたコーティング膜の欠陥評価

まとめ

従来の目視や顕微鏡による観察では、検出が困難だった微小な欠陥を、本測定よって検知することができます。品質チェックや、品質向上に向けた課題検出にお取組みをご希望の企業様はぜひお気軽にご相談ください。

参考文献

  1. *1)土山 明美、南 守、蓮山 寛機、高谷 泰之:材料と環境,Vol.48-7 (1999),445-450.
  2. *2)土山 明美、南 守、嶋 由加里、高谷 泰之、林 安徳、増田 正孝、蓮山 寛機:日本金属学会誌,Vol.65-10 (2001),903-909.

執筆者

技術本部 材料ソリューションセンター 腐食防食評価部 | 和田 浩司(わだ こうじ)

よくある質問

Q:どんな基材、どんなコーティング膜でも評価することは可能でしょうか?
基材は溶解するがコーティング膜は溶解しない溶液が存在する場合に評価可能です。

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