2050年 カーボンニュートラル社会に向けた課題
「CO₂排出の削減」
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コベルコ科研のカーボンニュートラルへの取り組み
コベルコ科研は、1979年の創業から現在に至るまでさまざまな産業での研究開発支援で得た実績・経験を基盤として、カーボンニュートラルのために必要な種々の技術開発において発生するお客様の課題解決に最適なソリューションを、材料的視野、機械的視野等々からご提案させていただいております。
ここでは、さまざまなメニューの内、これらに関するメニューを紹介させていただきます。
これら以外にもお役に立つメニューを多数保有しておりますので、ご要望等がございましたら、是非、ご連絡ください。
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カーボンニュートラルとは?
地球温暖化による世界中で発生する自然災害による経済損失が2018年~2020年の3年間で7,250億ドルにまで達しており、単年度でも年々増加傾向にあります。
この地球温暖化の主な原因は、温室効果ガスの増加によるとされています。温室効果ガスの中でも排出量が圧倒的に多いのが二酸化炭素です。
これらの排出をすぐにゼロにすることは難しいため、排出量から吸収または回収した量を差し引いて、増加量をゼロにすることを目標としています。そのため、「カーボンニュートラル」と呼ばれています。ただ、これは最終ゴールではなく、継続的な技術開発等により「ニュートラル」から「ネガティブ(減少させる)」活動も必要になると思われます。 -
CO₂削減に向けた世界の動向
1997年に京都で開催された第3回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP3)で地球温暖化防止に関する国際的な協定(京都議定書)が締結された以降、2015年のCOP21にてパリ協定が締結され、2021年のCOP26では、世界各国が新たに排出量削減の目標値を表明しました。これにより、世界各国で二酸化炭素排出量の削減、化石燃料利用からの脱却を目指した様々な活動が行われています。
参考:エネルギー庁令和2年度エネルギーに関する年次報告より -
CO₂削減に向けた国内の動向
2020年10月に菅総理大臣(当時)が2050年カーボンニュートラル達成を宣言された後に、グリーンイノベーション基金が設立されました。下記の14分野を重点分野として、我々の生活に直結した領域も含めあらゆる分野で、再生エネルギー、化石燃料の代替燃料等の、生産、輸送、利用技術に関するさまざまな研究開発・実用化研究が進められています。
参考:経済産業省グリーンイノベーション基金
参考:経済産業省2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略より
さらに、2021年に策定された第6次エネルギー基本計画でも、脱炭素に向けた活動の重要性が示されています。
参考:第6次エネルギー基本計画(エネルギー庁)
ただ、我が国はエネルギー需給構造の課題があることから、1974年から「サンシャイン計画」、これに続けて「ニューサンシャイン計画」が策定され、石炭の液化、地熱利用、太陽熱発電、水素エネルギーの各技術開発に関して2000年まで様々な活動が行われてきており、カーボンニュートラルのための活動にはこれらの活動も多く含まれています。
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