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反射EELS(電子エネルギー損失分光)分析装置
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- 概要
- 電子銃により加速された電子を試料表面へ照射し、散乱された電子のエネルギー損失スペクトル (EELS:Electron Energy Loss Spectrum)を解析することで、試料表面の着目元素近傍の結合状態の情報を得ることができる。
元素の電子状態を反映したスペクトルが得られるため、元素の結合状態や構造を調査するのに適した分析手法である。
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- 仕様
- ・型式:パーキンエルマー社製SAM4300改
・検出器:Omicron社製EA125静電半球型
・測定エネルギー範囲:~2000eV
・エネルギー分解能:0.2eV
・対象材料:DLC、金属酸化皮膜、各種薄膜材料
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- 試料
- ・分析可能な試料形状とサイズ
分析面積:約10μmφ
試料形状:高真空中で保持できるものであれば分析可能
測定可能な試料サイズ:1mm角~25mmφ×5mm厚
最適サイズ:10mm角x1mm厚
・主な対象材
Siウェハ、鋼材、粉末
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- 特徴
- ・試料を加工する必要がなく、分析による損傷も軽微で、結晶、非晶質を問わず測定可能である。
・特定の元素に着目して局所構造情報を取得できる。
・特に軽元素(Z≦17)の状態分析に適している。
・分子軌道計算の併用で電子状態分析、構造推定が可能である。
・主に機能材料の表面状態分析、結合状態分析に適している。
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- 実施例
- ・炭素材料の構造解析:DLC膜の状態分析、構造解析
・摺動材料の評価:試験前後での構造、組成比較
・金属表面分析:表面酸化皮膜の状態分析、構造解析
・薄膜材料評価:有機薄膜の局所構造評価
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